2007年08月06日

蝉待ちの午後

今日も午後から
ヤマチ氏宅での作業でありました。

とにかく
あつい。
猛暑というにふさわしい一日。

そんな今日の敵は
機械でも自分でもなく、(自分もある意味敵だけど)
けたたましく求愛の叫びをあげる
蝉の大群!!!

というのもね。
ヤマチ氏宅には立派な大きな木があるの。
耳を澄ませてぼーっとするには
とても風情のある環境なのですが、
なにぶん、音作業をする上で、蝉の鳴き声は
とても、かなり、うーんという感じなのですね。

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しばらく鳴き止むのを待っていたのだけど、
一向に愛の唄は収まる気配を見せない…。
なんてロマンチック。
ロマンチックだけど、うるさいよ君たち。

これはちょっとまずいなぁと、
ヤマチ氏が、蝉とお話をしにいってくれました。

「ねぇ君たち、ちょっとだけ、しー。」

すると蝉たちは、少しだけ、鳴き止みました。

少し、作業が進みました。

でもこの猛暑。
蝉たちだって、夏は命をかけているわけでして
長い間ぐっと我慢しているわけにはいかないようです。
数分後、勢いを増して鳴き始めました。

そこで、今度はマネージャー矢野氏が
蝉とお話をしにいってくれました。

「ねぇ君たち、ねぇ・・・」 
        「みーんみんみんみんみーん」
「ねぇ、ちょっと・・・」  
        「じじじ、みーんみんみんじじじー」

今度は、蝉も譲ってくれませんでした。

でも矢野氏は諦めません。
しばらく部屋の中から様子をうかがっていると、
外から、音が聞こえてきました。

『ぼこっ んばしっ ぱたん ぺこっ どたん』

脅しという荒業です。
全国のよい子は真似しないでね。

これには蝉も驚いたのか、少し鳴き止みました。

ふぅ…

とほっとするのも束の間…

「んっみーん!みんみんびーん!じんじんぎーごみぃーん!!!」

今までの3倍くらいの声で求愛を始めたのです。
愛の力は偉大でした。

しょんぼりと、蚊に食われた腕をかきながら
部屋に帰ってくる、矢野氏…。

愛に負けた、無念の奥村チーム。
初めての蝉待ち。
そんな午後も、たまにはあります。

のんびり、待とうじゃありませんか。
私は外には出ていません。
愛は偉大ですから。

暑かったからではありません。
posted by 奥村愛子 at 00:51| 日記
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